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SURPRISE MALL

2025.9.25

ありがとう を音にのせて届けた日

皆さん、こんにちは。
サプライズモールの遠藤でございます。

朝晩の空気に少しずつ秋の気配を感じる季節となりました。
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、先日行わせていただきましたメモリプレイの一幕を、
特別にご紹介させていただきます。

テーマは「ありがとう」を音にのせて届けた日
 ─ 家族の記憶をつなぐメモリプレイ」

ひとりひとりの記憶の中に刻まれた、温かく、
そして時に涙があふれるような時間が、ひとつの舞台として紡がれました。

★家族で走った、もみじマラソン

「お父さん!今年もみんなでもみじマラソン出るよね?」
そう元気に話すのは、幼い頃から兄たちと一緒にマラソン大会に参加してきた、新郎様。

走るのが大好きで、辛くなったときは「優勝したらガンプラ!」
と頭の中で唱えながら頑張っていた姿が印象的でした。

8人家族のにぎやかな日常。唐揚げの争奪戦で泣いてしまうこともあるけれど、
それもまた家族の温かさの象徴です。


◆「待望の女の子」新婦様のまっすぐな想い

双子のお兄ちゃんたちに囲まれ、「やっと女の子が生まれた!」と家族みんなが喜んでくれた。

聖武天皇の妃「光明子」のように才色兼備な女性になってほしいと名づけられました。

お母さんが気分転換に夜ドライブへ出かけていたことに気づいて泣いて電話をしたら、
ミルクティーを買って帰ってきてくれて一緒に飲んだ、そんな小さな出来事が心に残っている——
そのエピソードに、母娘の絆が静かに、でも深く伝わってきました。


★ 中学野球での仲間との絆、そして突然の病

中学時代、15人という小さなチームで全国大会出場という快挙を成し遂げた新郎様。

その経験がきっかけとなり、高校でも野球を続けますが、高2の冬、体調不良から突然の入院。
原因不明の左半身不随と診断され、1か月の寝たきり生活を余儀なくされました。

「もう一度野球がしたい」その思いと、家族の励ましを胸に、懸命なリハビリを経て見事退院。
困難を乗り越えたその姿には、家族の愛と本人の強さがにじみ出ていました。


◆ フルート奏者として、音楽を届けたいという夢

中学での悔しさからフルートにのめりこみ、音楽大学を目指すことを決意した新婦様。

日々の厳しい練習の中で夢を膨らませ、音大への挑戦。
しかし、受験当日にフルートを落とすというアクシデントに見舞われ、
演奏ができず、悔し涙でお母様に電話をかけた夜——

返ってきたのは「気をつけて帰っておいで」の温かい一言。
その言葉に救われたことで、再び前を向く力を得て、音楽の道を進み続けた姿が印象的でした。


★ 夢を追い、消防士に。家族が背中を押してくれた

大学に進学し、教員免許取得を目指していた新郎様。
しかし、兄からの手紙をきっかけに「やっぱり消防士になりたい」
という夢を諦めず、進路を大きく転換。

厳しい訓練や業務の中で心が折れそうになることもありましたが、
同期や地域の先輩方、そして家族の応援に支えられながら、一歩ずつ夢を形にしていきました。


◆ 「帰っておいで」の一言が、私の人生を救ってくれた

新婦様は夢だった学校の先生になり、子どもたちに音楽の楽しさを伝える日々。
しかし、結婚生活の終わりを迎え、埼玉での暮らしに迷いを感じていたとき、
お母様に相談して返ってきたのは、たった一言。

「帰っておいで」

その言葉に救われ、涙があふれた新婦様は地元へ帰ることを決意。
どん底だった気持ちの中で出会ったのが、すべてを受け止めてくれる新郎様でした。


❤感謝を、音にのせて届けたい

「私のことも、家族のことも、まるごと愛してくれる人に出会えたことが本当に幸せです。」

そう語る新婦様は、両家への感謝を込めて、最後に楽譜を手渡し、
今の素直な気持ちをフルート演奏で伝えました。

言葉では言い尽くせない想いを、音にのせて届ける——
それはまさに、新婦様にしかできない感謝のカタチでした。


今回のメモリプレイでは、ご家族との数々の思い出が繋がり、
そしてそれぞれの「ありがとう」が紡がれていく感動的な時間となりました。

ご両親様への感謝、家族との絆、そして人生の節目に寄り添うパートナーへの想い。
ご来場の皆様の心にも、深く残るメモリプレイだったのではないでしょうか。

これからも、皆様の大切な思い出を形にできるよう、心を込めてお手伝いさせていただきます。




「大切な人へ想いを伝えたい」
「何か違う形で想いを届けたい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談くださいませ♪

それではまた次回のブログもお楽しみに!